有田焼 染錦唐草流水割花鳥絵花瓶|陶芸作家 藤井錦彩 作 [82972175]

有田焼 染錦唐草流水割花鳥絵花瓶|陶芸作家 藤井錦彩 作 [82972175]

販売価格: 198,440(税込)

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■サイズ・高さ23cm ×径25.2cm
■限定作品・陶歴しおり付き。作者銘入り。木箱入り。
■お取り扱い方法・磁器の陶芸作品ですので特別なお手入れの必要はございません。
■手造り・手描きの為、寸法・色彩など若干異なることがあります。
■作者の藤井錦彩(ふじい きんさい)は1976年、四百年の歴史を誇る陶磁器の本場、佐賀県有田に生まれる。陶芸の道を志、白磁の人間国宝・井上萬二氏や梶原茂正氏・照井一玄氏など、各界の第一人者に教えを乞い、腕を磨く。手造り・手描きの心を大切にし、有田焼の伝統に現代感覚を調和させた美意識と感性の世界を造り独自の作風を切り拓いています、各工芸展では栄えある賞を数多く受賞し、また全国各地の美術館や百貨店で個展が開催され美術愛好家がつめかけています。本作品は、有田焼の長い歴史と伝統に裏打ちされた技術でロクロを回し、全神経を筆先にそそぎ製作された比類なき陶芸作品です。床の間や玄関・応接間・リビングなど、どこでもお飾りいただけ、日本の伝統工芸の素晴らしさを実感できる珠玉の逸品です。価値ある美術コレクションとしてぜひご所蔵下さい。また、お祝いの品としても大変喜ばれ、贈る場面を選ばず、贈答品、法人ギフト、などの記念品としても最適で、世界各国の主賓への贈呈品としても重宝されている逸品です。
■染錦とは、染付けの上に釉薬をかけ1300度で焼成を行い、その上に有田焼伝統の色絵具で絵付けを施して800度で焼成し、赤・緑・青・黄色などの色を取り入れた有田焼伝統の様式です。一色の色を使うごとに一回づつ焼成するため、一つの作品が出来上がるまでに4回から10回ほど焼成を行い作品が作られます。染錦(色鍋島)は1675年頃より始まり城の調度品や将軍家・諸大名・朝廷などの献上品として作られたのが始まりです。そして現代も、その技術と伝統は受け継がれています。
■鴛鴦の雄は、姿形が華やかで、つがいで行動することから「おしどり夫婦」と呼ばれ、仲睦まじい夫婦の形容に使われています。その姿が古くから文様として親しまれ、正倉院の宝物のなかにも見られます。おめでたい文様で、夫婦円満・良縁に恵まれるといわれて愛好されている吉祥文様です。
■松竹梅・風雪や厳寒に耐え緑を保つ松と竹、他の植物に先駆けて開花する梅を、長寿・高潔・清純などの象徴とされています。松は常盤の松を指し、竹は節操高く高潔、梅は清香にして文雅と称されています。古くから装飾品や陶磁器など多種多様にその意匠は用いられて、祝い事にふさわしい華やかな文様で、めでたいもののしるしとされている吉祥文様です。
■唐草文様は、植物の蔓が絡み合った様子を文様としたものです。有田焼の唐草文様では、花・葉・実などをあわせて描く菊唐草、牡丹唐草、桐唐草や、蛸の足の吸盤をおもわせるところから蛸唐草文様とよばれるものなど種類も多用です。伝統的な文様として完成された美しさが万人に好まれ、有田焼や伊万里焼の作品に非常に多く描かれてきました。唐草は途切れることなく四方八方にのびていくため、延命長寿や繁栄を表す意味があるとされている伝統的な吉祥文様です。
■扇子は広げると扇形になり「末広がり」になることから、縁起が良いとされています。有田焼や伊万里焼の文様としては、扇型の窓絵のなかに花や鳥などが多く描かれてきました。典雅な文様で、幸せが末永く続くようにと願いが込められている伝統的な吉祥文様です。



文禄・慶長の役の際に鍋島直茂が朝鮮より連れ帰った陶工・李参平が苦心のすえ1616年に有田の泉山で磁器の原料となる陶石を発して、透きとおるように美しい白磁の焼きものを作ったことが、有田焼の始まりと言われています。その後、一世紀ほどの間に色鍋島様式や金欄手様式の新しい技法が誕生し、その美に芸術性と独自性を兼ね備えたものとなってきました。そして、その有田焼は海を渡りヨーロッパの各地に輸出され有田焼は、瞬く間に王侯貴族たちを熱狂させました。この先人陶工たちの優れた技術と伝統は現代でも脈々と受け継がれています。




有田焼 染錦唐草流水割花鳥絵花瓶|陶芸作家 藤井錦彩 作



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